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マーケットレポート

米国のバンクローン市場動向

バンクローン指数の累積パフォーマンス推移と要因分解

■バンクローン市場は、中国の景気減速懸念などリスク投資におけるリスクとは「将来の収益の不確実性」を指す。回避の動きが強まる場面もあったものの、先進国を中心とした金融緩和姿勢の継続などを受けて2014年央にかけて底堅く推移しました。その後、原油価格の大幅調整、中国の通貨切り下げなどの影響でバンクローン市場は一時軟調に推移しましたが、原油価格の調整が一服したことや米国の早期利上げ観測の後退などから2016年3月以降は反転を見せています。

 なお、過去3年間を通じたパフォーマンスは安定的な利息収益などを背景に堅調な結果となりました。

 

バンクローン指数の累積パフォーマンス推移と要因分解 表

 

バンクローン指数と米国10年国債の利回り推移

■2014年後半から2016年初頭にかけては、原油をはじめとした商品価格の大幅調整や中国の通貨切り下げなどを受けたリスク投資におけるリスクとは「将来の収益の不確実性」を指す。回避の動きを受けてバンクローン指数の利回りは上昇しました。

■バンクローン指数の利回りが上昇する一方、米国10年国債利回りは、米国の利上げ観測の後退や安全資産の需要の高まりを受けて低下基調で推移しました。その結果、足もとではバンクローンと米国10年債の利回り格差は、過去に比べて拡大しています。

 

バンクローン指数と米国10年国債の利回り推移 表

 

バンクローン市場の動向

■2015年6月以降では、原油をはじめとした商品価格の下落を受けて、特に石油・ガスセクターのパフォーマンスが悪化したことがバンクローン市場の下押し圧力となりました。2016年3月以降は商品価格の回復に伴い、同セクターのリターン投資の結果得られる収益。は急反発しました。
■足もとでは、投資家のリスク投資におけるリスクとは「将来の収益の不確実性」を指す。回避の動きが後退したことを背景に、バンクローンの新規発行は増加してます。また、米国投信市場におけるバンクローンからの資金流出にも歯止めがかかりつつあり、市場環境は改善しています。

 

バンクローン市場の動向 表

 

 

バンクローンのデフォルト率の推移

■2013年後半から2015年前半にかけて、バンクローンのデフォルト率は低下基調にありましたが、足もとでは過去10年の平均値(3.0%)に比べてやや高い水準となっています。商品価格の下落を受けて、石油・ガスや金属・鉱山セクターにおいてデフォルトが相次いだことが背景にあると考えられます。
■商品価格の調整は一服したものの、石油・ガスや金属・鉱山セクターのなかには、依然として経営状況の厳しい企業も一部にあり、それらの動向には注視すべきと考えます。

 

バンクローンのデフォルト率の推移 表

 

今後の見通しについて

 

※当ページのグラフは過去の実績を示したものであり、将来の経済、市況、その他の投資環境に係る動向などを示唆あるいは保証するものではありません。

 

 

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