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マーケットレポート

大手格付会社がトルコ国債を格下げ

◆ムーディーズがトルコ国債を投機的等級に格下げ

 格付企業や債券などの信用度を、第三者である格付会社が、財務状況や企業業績などをもとにランク付けしたもの。会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス(以下、ムーディーズ)は、9月23日にトルコの長期国債の信用格付企業や債券などの信用度を、第三者である格付会社が、財務状況や企業業績などをもとにランク付けしたもの。けを従来のBaa3(投資適格級)からBa1(投機的等級)に1段階引き下げました。ムーディーズは格下げを実施した理由として、①巨額の海外資金依存、②クレジットファンダメンタルズ一国の経済状態を判断するための基礎的条件、または、企業の価値を評価する基礎的な財務データのこと。のぜい弱性(具体的には経済成長率の低下と政治リスク投資におけるリスクとは「将来の収益の不確実性」を指す。の高まり)――の2点を挙げています。①については、足もとで国内の政治的不透明感が強まっていることなどから、資金調達環境はより厳しいものになると指摘しています。また、②については、2010~14年の経済成長率が平均5.5%であったのに対し、ムーディーズは2016~19年の経済成長率を平均2.7%程度と想定しているほか、7月に発生したクーデター未遂とその後の政府の対応が法の支配を揺るがしかねないとしており、経済活動の低迷と政治リスク投資におけるリスクとは「将来の収益の不確実性」を指す。の高まりがトルコの信用力に下押し圧力をかけるとしています。ムーディーズは、こうしたトルコの信用力低下が今後2~3年にわたって継続するとしていますが、経済には依然として柔軟性があり財政も健全であることから、格付企業や債券などの信用度を、第三者である格付会社が、財務状況や企業業績などをもとにランク付けしたもの。見通しについては「安定的」と判断しています。

 

トルコ外貨建て長期債格付けの推移

 

 

◆トルコリラは一時的に売り圧力がかかるも、横ばいでの推移を想定

 ムーディーズの格下げによって投資適格級を維持する大手格付企業や債券などの信用度を、第三者である格付会社が、財務状況や企業業績などをもとにランク付けしたもの。会社はフィッチ・レーティングスのみとなり、機関投資家資金を運用している企業体。などが一時的にトルコから資金を引き上げる可能性もあります。しかし、ここ数年の経済成長の減速は新興国経済が急速に発展を遂げている国。全体にみられており、ブラジルや南アフリカなど他の主要新興国経済が急速に発展を遂げている国。と比べれば、その減速幅は限定的といえます。また、これまで政府による中央銀行への利下げ圧力が懸念されてきましたが、クーデター未遂を受けて政府が内政で強権的な手法をとっている間も、中央銀行は利下げに対して引き続き慎重な姿勢を示し、独立性を維持してきました。こうしたことから、一時的に売り圧力がかかるものの、経済成長の鈍化や政治的リスク投資におけるリスクとは「将来の収益の不確実性」を指す。の高まりがトルコリラ相場に与える影響は限定的とみられることから、売り一巡後は横ばいでの推移が想定されます。

 

 

    

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