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マーケットレポート

メキシコ中央銀行が追加利上げ

◆メキシコ中銀は今年3度目の利上げを実施

 メキシコ中央銀行(以下、メキシコ中銀)は9月29日に定例会合を開催し、政策金利である翌日物貸出金利を4.25%から4.75%に引き上げました。利上げは2016年に入り3度目となります。事前のエコノミスト予想(ブルームバーグ調べ)では27人のうち13人が0.5%の利上げを予想する一方で、12人が据え置きを予想しており、見方が分かれるなかでの利上げとなりました。

 

推移グラフ

 

 

 

◆メキシコペソ相場は米国大統領選挙を意識した展開が続くとみられる

 メキシコペソは9月以降大きく下落し、27日には過去最安値を更新して一時1米ドル=19.93ペソ台を付けました。メキシコ中銀は従来から通貨安が物価に与える影響を警戒しており、今回の利上げについても「インフレインフレーション(Inflation)の略で、物価が継続して上昇する状態。圧力を抑制し、インフレインフレーション(Inflation)の略で、物価が継続して上昇する状態。期待に重石を付けるのが狙い」と説明し、通貨安への対応とともに将来の物価上昇の抑制を狙ったものと考えられます。しかしながら、利上げ発表直後こそペソ高に振れましたが、その後は下落し、前日よりもペソ安米ドル高で取引を終えました。
 こうした動きから、今後もペソ相場は国内の要因よりも、外部要因に左右されると考えられます。メキシコにとって最大の外部要因は、経済・金融・人の移動などの面でつながりが深い米国であり、11月に予定される米国大統領選挙が足もとで最大のリスク投資におけるリスクとは「将来の収益の不確実性」を指す。要因と考えられます。共和党のトランプ候補はメキシコとの貿易協定の再交渉や米国とメキシコとの国境に壁の建設を主張するなど、メキシコに対して強硬な姿勢をとっていることから、トランプ氏が当選した場合にはペソの下落要因になると考えられます。民主党のクリントン候補が選挙戦を優位に進めているとされていますが、トランプ氏が巻き返しを狙っているとの報道もあり、ペソ相場はトランプ氏の動静を意識した展開が続くとみられます。

 

 

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